2015-09-04 第189回国会 衆議院 法務委員会 第39号
先生御指摘のように、世界保健機関、WHOによる国際的な診断ガイドラインにおきましては、アルコール、アヘン、大麻、鎮静薬、睡眠薬、コカイン等による依存症候群は精神疾患とされておりまして、厚生労働省といたしましてもそのように認識をしております。
先生御指摘のように、世界保健機関、WHOによる国際的な診断ガイドラインにおきましては、アルコール、アヘン、大麻、鎮静薬、睡眠薬、コカイン等による依存症候群は精神疾患とされておりまして、厚生労働省といたしましてもそのように認識をしております。
また、覚せい剤に次いで多いのが大麻による事犯、これが五%であり、ヘロイン、コカイン等の麻薬による事犯は比較的少ない、一%程度の状況にございます。なお、多種類の薬物を同時に乱用する事例も一定程度あるところでございます。 覚せい剤事犯につきましては、平成七年以降三年連続して増加しておりまして、第三次乱用期に入ったとも言われております。
覚せい剤を初めといたしましてヘロイン、コカイン等の麻薬、大麻、アヘン、睡眠薬や精神安定剤等の向精神薬、こういったものが規制されている薬物に該当するわけでございます。 我が国におきまして、このような薬物事犯の検挙人員のうち、九割前後を覚せい剤事犯が占めております。覚せい剤事犯が薬物事犯の大きな問題になっているという状況でございます。
こうした背景には、国際麻薬犯罪組織が日本をターゲットとしてコカイン等を密輸入しているといったことをうかがわせる事犯もございます。それからまた、旧ソ連の崩壊に伴いまして、向こうの社会経済情勢の混乱により銃砲や大麻といったものが日本に流れてくるといった危険もございます。
覚せい剤、コカイン等の薬物問題は、世界的に悪化の一途をたどっており、国際協力の枠組みのもとでの共同した取り組みの強化が強調されているところであります。 我が国においても、覚せい剤、コカイン及び大麻に関する事犯が増加する傾向にあり、薬物乱用の若年層への浸透、薬物取引への暴力団の組織的な介入、海外の薬物犯罪組織の国内への進出等の問題が一段と深刻化しております。
覚せい剤、コカイン等の薬物問題は、世界的に悪化の一途をたどっており、国際協力の枠組みのもとでの協同した取り組みの強化が強調されているところであります。我が国においても、覚せい剤、コカイン及び大麻に関する事犯が増加する傾向にあり、薬物乱用の若年層への浸透、薬物取引への暴力団の組織的な介入、海外薬物犯罪組織の国内への進出等の問題が一段と深刻化してきております。
それから、ヘロイン、コカイン等の麻薬につきましては、平成二年中に六十件の輸入事犯と二十二件の譲渡事犯を検挙いたしております。合わせまして約八十キロを押収しておりますけれども、先ほど御指摘がありましたように、特に南米からのコカインの密輸が急激に増加しておりまして厳重な警戒を要する状況にございます。
○国務大臣(中山太郎君) 日本におきまして最近コカイン等が増加しつつある、本質的には覚せい剤が極めて一般市民層に浸透しつつあるということに重大な懸念を持っておりまして、政府としては、関係各省庁協力しながら全力を挙げて対策をいたしたいと考えております。
○中村鋭一君 今回のこの条約名、向精神薬と、こうなっているわけですが、この説明を見ると、向精神薬というのは、薬学上はアヘン、モルヒネ、ヘロイン、マリファナ、コカイン等の麻薬、LSD等の幻覚剤、覚せい剤、催眠剤、すべてを総称した概念である、こういうことなんですが、特に今回条約で規定されている向精神薬と薬学上に言われるところの向精神薬との具体的な違いというのはどの辺にあるんですか。
○政府委員(北郷勲夫君) ヘロイン、コカイン等の麻薬は比較的少ない。平成元年の麻薬取締法違反の検挙者は約二百五十名、それから麻薬の中毒者は十二名ということであります。それから、覚せい剤の乱用問題は大きい問題でありまして、平成元年に覚せい剤取締法違反で検挙された者は約一万七千名ということになっております。
しかし、だからといってなかなか油断できないわけでありますが、現状を申しますと、ヘロイン、コカイン等今お話に出ましたようなたぐいのものは、我が国では比較的少ない状況にあります。平成元年におきます麻薬取締法違反の検挙者数は約二百五十名、発見されました中毒患者十二名、こういう状況であります。しかしながら、覚せい剤につきましては、我が国でも非常に問題でありまして、非常に違反が多い。
そこで、ただいまのコカイン等の関係でございますが、確かに私どももいま御指摘のような観点の御意見を承っております。ただ、最近残念ながらコカインの中毒者等が少しずつふえてきておりますので、そういう取り締まり面からも私どもは非常にこの問題を重要視しているわけであります。
○説明員(館林宜夫君) お手許にお配りいたしました資料は、今度の値下りに際して基礎といたしました薬価の値下りの分について記載してございまして、最近コカイン等が値上りになつておりますが、その分の資料はこの資料には載せておりません。
阿片、モルヒネ、コカイン等のいわゆる麻藥は医療上欠くことのできない藥品でありますが、他面これらを濫用することによつて惹起される害毒が甚大でありますことは過去の歴史が示しておる通りであります。誠に麻藥の取締いの如何は民族の興亡に影響するといつても過言ではありません。
阿片、モルヒネ、コカイン等のいわゆる麻藥は、医療上欠くことのできない藥品でありますが、他面、これらの濫用による害毒は、過去の歴史が示している通り、民族の興亡にも影響いたすものであります。從つて、麻藥の害毒を排除しつつ、一方医療上、学術上必要なものを確保し、もつて國民医療の完璧を期するためには、國内的にも國際的にも、適切かつ強力な施策の必要があるのであります。
阿片、モルヒネ、コカイン等のいわゆる麻藥は医療上欠くことのできない藥品でありますが、他面これらを濫用することによつて惹起される害毒が甚大でありますことは、過去の歴史が示している通りであります。まことに麻藥の取扱いのいかんは、民族の興亡に影響するといつても過言ではありません。